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LocationMind(以下、当社)は名高い教育機関であるインド工科大学ボンベイ校(IIT Bombay)、インド工科大学カラグプル校(IIT Kharagpur)、ビルラ工科大学ピラニ校(BITS Pilani)ハイデラバードキャンパスと提携をしたことをお知らせします。
三校とは、当社がアジア開発銀行(ADB)と締結した契約により「アジア太平洋地域におけるイノベーションと技術パートナーシップ支援*1」という技術支援プログラムのもと、都市交通技術の開発に取り組んでいます。このプログラムでは「都市交通技術の開発による移動性と安全性の向上(TUTEM)*2」を目指します。
*1…Support for Innovation and Technology Partnerships in Asia and the Pacific
*2…Technologies for Urban Transit to Enhance Mobility and Safe Accessibility
インドでは1人あたりのCO2排出量削減、再生不可能資源への依存を減らし、家計への社会的負担を減らすことで、雇用機会へのアクセスを可能にするために公共交通機関の利用を促しています。しかし、一方で利用者が減少していることが課題となっています。
利用者が減少している背景には、混雑した路上または公共交通機関において、日常的にストーカー行為などの軽犯罪が発生し、安全性が不安視されていることがあります。また、交通渋滞や駐車場が十分に整備されていないなど、公共交通機関へのアクセスルートやメンテナンスが不十分ではないというハード面の問題も影響しています。
本プロジェクトでは、女性、高齢者、公共交通機関利用者をターゲットにし、以下を行います。
(1)人々が簡単かつ効率的に公共交通機関にアクセスできるように都市交通転送ポイントまでのルートのセキュリティ評価指標を開発
(2)ユーザーが公共交通機関のアクセスルートを選択可能にするモバイルアプリケーションの開発
(3)完成したシステムのデモンストレーション
モバイルアプリケーション、その機能を介して、公共交通機関利用者の安全性の向上を目指します。