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Technology

測位信号へのセキュリティ

GPSなどの測位信号は、我々が位置情報を知る代表的手段となっています。ただし、測位信号は裸の状態で放送されており、様々な悪意によって不正や攻撃がされるリスクがあります。このリスクに対する研究開発は測位技術のフロンティアの1つとなっています。当社はこの領域における最先端グループの1つであり、測位信号自体にセキュリティ施策を付与する特許技術を保有して、サービス化を行っております。

Spoofing/Meaconingの脅威

GPS、準天頂衛星などの測位衛星に似た信号を出すことで位置情報の不正・攻撃(Spoofing/Meaconingと言う)ができる

Spoofing/Meaconingの脅威

測位信号への不正・攻撃の事例としてはSpoofingやMeaconingなどが挙げられます。これらの不正は、自分で自身の信号を改竄する用途と、他者の信号を改竄する用途が考えられます。測位信号への信頼性が崩れると、現在測位信号を信頼して成立している多種多様な事業の基礎が崩れてしまいかねません。

Spoofing/Meaconingの類型

  • 自分で自分の信号を改竄するパターン

    自分で自分の信号を改竄するパターン

    実際とは違う場所にいた偽事実で
    便益を享受するような事例

  • 他人の信号を改竄するパターン

    自分で自分の信号を改竄するパターン

    他者の位置情報を改竄することで
    自分の便益/他社の困窮をはかる事例

SpoofingやMeaconingの脅威は多岐にわたりますが、この脅威はIoTの技術革新と共にさらにシリアスになるトレンドにあると考えられます。つまり、攻撃側のコストパフォーマンスや手段の多様化は進み、他方で位置情報の生活浸透と多様化が次世代型事業を創出するほどこの脅威に対する施策が重要になります。
当社では東京大学柴崎研究室が重ねてきた上記のような課題に対する測位信号の研究開発が基盤となり特許技術を保有しております。また、測位信号の性格上、日本が誇る高精度測位などの技術と親和性高くこうした技術の実装を進めることができます。

ご参考:本技術を2019年のITSシンガポールで出展した際のイメージ動画

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